父への怒りがなくなりました

先日、遠隔アニカを受けていただいたMさんの体験談です。

Mさんの悩んでいることは、お父様への理由のない怒りでした。
 
 
 
「今いちばん困っていることは、自分の感情です。

父に対する怒りです。
 
 
子煩悩な優しい父で、怒られた記憶は一度だけです。

そんな父との間に何があったのでしょうか。
 
 
もし、何かありましたら全て教えて頂きたいです。」
 
 
遠隔アニカをしてみると、その怒りはお母様のものであることがわかりました。以下は谷津絵美子さんのリーディングです。

「《お父様に対する怒り》というテーマで始めますと、すぐに感じられたネガティブはお母様のものでした。今生、何か傷付いたことでのお父様への怒りのようでした。」
 
 
Mさんのお父様とお母様には、他にも過去世におけるさまざまなご縁が感じられました。だいたいにおいて、今生で家族になるような深い縁がある場合、過去世において何度もいっしょに生き合った経験があるようです。そのなかには、もちろんネガティブなものもありますが、いいご縁もたくさんあるものなのです。
 
 
そして、遠隔アニカの2週間後にMさんからメールをいただきました。
 
 
「先日はお世話になり、ありがとうございました。
 
 
父への感情は探さないと見つからない程になり、体の方はとにかく絶好調です!

何かつきものでも取れたかのように体が軽く、楽で自由です。

慢性的な倦怠感で疲れやすく、いつも貧血気味でふらふらしてたのが嘘みたいです。

この体調がいつまで続くか様子をみてましたが、何と二週間経った今でも継続してい
ます。
 
 
父への怒りは、母親の胎内にいた頃のものだと思っていました。

でも、自分の感情ではなく、母の感情だったんですね。勘違いしてました。
 
 
貴重な体験をさせて頂き感謝いたします。

本当にありがとうございました。」
 
 
その後、Mさんからさらにメールをいただきました。
 
 
「瀧上さま

折角ですので、母のこともお伝えさせて頂きますね。
 
 
高齢の母は耳が遠く、毎日電話で話す時も何度も聞き返します。

それが、セッション後は耳が良くなって会話がスムーズになりました。

最初は気のせいかと思いましたが、やはり確実に耳の状態が改善されています。  
 
 
声の調子も明るく弾んで、母も癒されたことを実感いたしました。

ありがとうございました。」
 
 
Mさんが感じていた怒りの感情は、お母様のものであり、その感情をアニカで処理したので、その感情が原因となっていた不調が改善されたものと思われます。

身体の不調には、心理的なもの、つまり感情や思考などの高次元由来のもの(感情や思考は目に見えない、手で触れないもの)が原因になっていることが少なくないと思われます。
 
 
そういえば、以前にこんなことがありました。
 
 
ある女性がアニカを受けに来ていて、その方は子供のころから大きな音が苦手で、どのくらい苦手かというと、子どもたちと映画を見に行くことができないほどでした。映画館の中で何か大きな音がすると、耐えられないぐらいの恐怖を感じるのだそうです。

一方、その女性の妹さんには、小さな3人のお嬢さんがいて、毎日彼女たちが騒ぐのがうるさく感じられているうちに、難聴になってしまいました。お医者さんに行ったら、もう治らないと言われたそうです。
 
 
私はその話を聞いているうちに、もしかしたら、お二人のお母さんにアニカを受けてもらった方がいいのではないかと思いました。お母さんがアニカを受けてくれるかどうか打診したところ、受けてくれることになったので、対面アニカを行いました。

お母さんに対面アニカをしているときに、その女性もいっしょにいたのですが、自分のなかから何かがゴソッと取れたのがわかったそうです。
 
 
その後、1週間もしないうちに、その女性は何だか大きな音が大丈夫な気がしてきて、子どもといっしょに映画に行ったのですが、大きな音への恐怖は消えていて、いっしょに映画を楽しめたそうです。

そして、一度もアニカを受けたことがない妹さんは、パートでスーパーのレジ打ちの仕事をしていたそうですが、ある日突然、レジの機械から聞いたこともないピコピコピコという音が聞こえてきて、同僚に「この音は何?壊れた?」とたずねたら、同僚の方が「何言っているの?その音は最初からしているよ」と言われたそうです。

つまり、妹さんの難聴はなおってしまったのです。
 
 
身体は別でも心はつながっている。

それも何代にもわたっていっしょに過去世を生き合ってきた家族なら、なおさらのことです。
 
 
もし自分が不都合な経験をしているのならば、同じような経験をしている家族がいないかどうか、考えてみてください。もしかしたら、あなたの不都合な経験の原因は、家族の誰かの苦しみかもしれません。


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