「自分を知る」とは?

メルマガ読者の方から、こんなメールをいただきました。
 
 
「今まで、本当にたくさんのセラピーを受けてきました。

自己啓発、各種ヒーリング、潜在能力開発、ヒプノセラピー、先祖解放、はたまた宗教まで入り込みました。

が、どれも結局は解決の糸口が見つかりそうで見つかりません。
 
 
どこでも

「自分を見なさい」

ということはよく言われますが、よく分かりません。
 
 
「自分を知る」

というのはどういうことなのでしょうか。」
 
 
 
「自分を知る」ですが、アニカの本そのものが、「自分を知る」ことについて書いてあるといってもいいと思います。
 
 
アニカでは、ひとりで「自分を知る」ことは難しいので、他人の観点を利用して「自分を知る」ことを勧めています。

自分というものは、ひとりでは、なかなかよくわからないものだからです。
 
 
そしてアニカでは、「考える」ことより「感じる」ことをお勧めしています。

自分という存在について思考を積み上げるのではなく、他人に自分を感じてもらったり、自分が他人を感じたりしているうちに、「本来の自分とはこういうものだ」という確信が生まれてきます。
 
 
なぜなら、他人の観点を使って自分を見ていくうちに、自分の心のなかにある「自分ではないもの」の存在に気づいていくからです。

ここで言う「自分ではないもの」とは、親や社会から刷り込まれた信念や、自分に縁のある他者(先祖や過去世などのルーツ)のネガティブな感情記憶のことですが、その他者の想念が、自分が自由に生きることを妨げているのです。
 
 
この「他者のネガティブな感情記憶」を他者の観点を借りて感じきることにより、「自分」の純度は上がっていきます。

「自分」の純度が上がるということは、どんどん「本来の自分」に近づいていく、ということですから、自分が本当にやりたいことがわかるし、自分が本来もっている能力が発揮されるし、何よりも「あるがままの自分」でいられるのですから、とても楽です。
 
 
具体的にどうすればいいか、ということを申しますと、アニカを受けていただいた次のステップとして、4H集中コースをお勧めします(まだアニカを受けたことがない方ても、4H集中コースに参加できます)。
 
 
このコースでは、

1.瞑想
2.アニカを受ける(対面)
3.アニカをやってみる

という3ステップで、「考えないで感じる」ということを実践します。
 
 
現代人は、考えてばかりで、「感じる」ことをほとんどしていません。

子どものころは、感じることばかりしていたのに、何かイヤな思いをすることがあって、感じることがイヤになってしまったのかもしれません。

また、自分が感じたことより、社会的な常識など外部の思考や信念を優先するように教育されてきたからかもしれません。
 
 
しかし私は、「感じる」ことこそ人間の、というより生命の重要な機能だと考えています。

自分の感じたことを尊重することは、自分自身を尊重することにもつながるし、ひいては他人を尊重することにもなります。
 
 
何しろ、私たちの感じ方は、ひとりひとり違うのです。

自分の「考え方」を他人に押し付けるのではなく、自分や他人の異なった「感じ方」を尊重することにより、人間の社会もよい方向に変えることができるのではないかと考えています。
 
 
ぜひ「感じる」ということに取り組むことで、「本来の自分」を取り戻してください。
 
 
ということで、4H集中コースでお待ちしております。


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