瞑想の技術「ほっておく」

瞑想は大きく分けて、
集中の瞑想と観察の瞑想に
分けられます。

 

集中の瞑想とは、
ヨガや座禅などで
一点に集中したり
呼吸に集中したりする
瞑想であり、
心を落ち着け
静かにすることを
目的とします。

 

観察の瞑想は、
心の動きを観察することが
目的なので、
いくら雑念が出ても
それに気づいていれば
かまいません。

自分が自動的に考えてしまった
ことに気づいて
また感じることに戻る、
ということを繰り返します。

 

この

「考えることから離れる」
=「ほっておく」

ことが瞑想の重要なスキルに
なるのです。

「ほっておく」ことができないと
思考がまるで
ストーリーのように展開して
「妄想」に入ってしまいます。

 

私たちは日常的に、
こうした「妄想」を
繰り返していますが、
実は「妄想」が常態に
なってしまう場合も
少なくありません。

いわゆる「思い込み」です。

 

誰もが

「自分はこういう人だ」
「あの人はああいう人だ」
「世界とはこういうものだ」
 
という自分、他者、世界に対する
思い込みをもっていて、
それが本当のことだと
信じています。

 

「思い込み」は潜在意識に
深く根づいている場合が
多いので、他人から
「思い込み」を指摘されても、
なかなか「思い違い」に
気づけません。
 
アニカは瞑想に
他者の観点を導入しているので、
一人で行う瞑想よりも
より強力に思い込みに
気づけるようになっているのです。

 


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