札幌で4時間集中コースを受講したJさんが、自宅でご主人にアニカをした体験談を送ってくれました。
「こーいちろーさん、こんにちは。ご報告です。あれから私なりに、主人に何度もアニカをしています。初めは何も感じなかったのですが、ずっと人生を共にしてきたので、自分の思考かもしれないのですが・・・、この人はずうっと孤独だったのだなぁ、と感じました。そして、長男が生まれた時にとても喜んだこと、この上なく家族を愛していることが分かりました。
この文章をパソコンに打ち込みながら私の目からは涙が溢れています。私はそんなに涙もろくなかったはずなのに・・・。とてつもなく深い深い愛情を感じたのです。
主人は普段から感情をあらわにする人ではないので、私は気がつきませんでした。こんなにも愛されていたなんて感無量です。主人には私がアニカをしていることは伝えていないのですが、特にいやがりもしませんし、呼吸も穏やかになり、スヤスヤと眠ってしまいます。主人が心も身体も楽になるのなら、これからもアニカを続けていこうと思っています。
主人に対して、「泣いてもいいんあよ、つらかったね」と私は感じていました。「一人で苦しんで、がんばってきたね」と。でも、そばに私たち家族がいたから頑張れたんですね。「文句ばかり言ってごめんなさい。これからもよろしくね」と改めて思いました。「20年の月日は長いけど、とても短かった。でも、私はこれからもずうっとずうっとそばにいるからね」というのが、主人に対して浮かんできた感情でした。
私はやっぱり幸せでした。これからもたぶん、ずうっと・・・。」
アニカは、言葉を使わないコミュニケーションですが、時として、言葉でのコミュニケーションよりずっと相手の気持ちがよく感じられることがあります。何か問題が起きたときに、言葉で話し合うより、相手の身体に手を触れて感じてみた方が、よほど相手の気持ちがわかることがあるのです。
毎日いっしょに生きている家族の気持ちがお互いによくわかることが、家族仲良く暮らすために必要ではないでしょうか。
Jさん、末永くお幸せに!