ご家族で遠隔アニカを受けたYさんの体験談です。
世の中には、いろいろな考え方があって、「ネガティブなことは言っちゃなんねえ」という人たちもいますが、アニカは「ネガティブなことを表現すること」を大事にしています。
なぜなら私たちは、自分の心のなかから湧き上がってくる感情を無視して、なかったことにして、「~しなければならない」「~してはならない」という外部の基準にしたがうことを優先していることが多いからです。
特に日本人の場合、「いい人」になること、人に迷惑をかけないこと、集団行動を乱さないことに、異常な執着を示しますから、生きているのが息苦しくて仕方ない、という方も少なくないと思います。
しかし、自分が今、何を感じ、何を考えているのか、ちゃんと認めて感じてあげること、表現することが、自分を尊重することにつながり、それがさらに他の人たちの思いを尊重することにつながるのです。
まずは自分の思いを認めて尊重すること、次に罪悪感なしに、その思いの通りに行動してあげること。この生きづらい世界を変えるには、まず自分が生きたいように生きることを自分に許すことから始めましょう。 このときに一番難しいのは、「罪悪感なしに」というところ。ここはアニカがお手伝いします。
「こーいちろうさんへ Yです。 いつもお世話になっております。
先日、子供2人の遠隔をして頂く日の日中の体験を報告させて頂きます。
塾の帰りに雨が降り、自転車で雨にうたれながら帰宅途中、私が「雨にうたれる」事に腹を立て、「何故こんな目にあうんだ」と怒りで一杯になりました。 まぁ、些細な事で怒りが湧くのは、いつもの事ですが…。 ずぶ濡れ、洗濯物も濡れてるやろし…
いつもなら帰って怒りを爆発させてしまいますが、帰宅途中にふとこう思いました。 「このままではヤバイ、帰って怒りが爆発する。出さなきゃ。」 でもいつもの私は(雨が降ったぐらいで)怒って、愚痴ってはいけないと思って、出さないんです。 結果、後で爆発するんですが…。 特に子供には怒りや愚痴を出す姿を見せたくない!
でも思い切って愚痴ってみました。 「雨が降って最悪や〜、濡れるん嫌や〜」と。 子供も笑いながら一緒に愚痴ってました。
家に帰って、少しは腹が立ったけど、爆発する事無く終了。 私の中で愚痴ってもいいんだ、と、むしろ愚痴って感情を溜めずに出した方がいいかも、思えました。
子供達が喧嘩して意見をぶつけ合うこと、学校イヤ、宿題イヤ、勉強イヤと愚痴ることを私は否定していたんだ。 頭では受け入れてあげなきゃ、と思ってだけど、出来てなかったんだ、と気づきました。
喧嘩する子供の姿を見て見ぬふりしていたけど、今は「喧嘩する程仲が良い」の意味がわかる気がします。 無視するより、意見をぶつけ合う方がいいのかも、と思うと、喧嘩する子供達を見て笑える様になってます。
子供達の遠隔前の様子は、急に眠いと言い出して、2人ともいつもより早めに熟睡しました。
長男は遠隔中、身体がピクピクしていました。 子供達の気持ち的には、あまり普段と変わらない気がしますが、私の気持ちが楽になった様な気がします。
今日は私の遠隔、楽しみにしております。
長々とメール失礼しました。
そして子供達の遠隔、ありがとうございました。」