アシスタントの谷津絵美子が夢を使ったヒーリング体験をブログに書いてくれました。
処理としても、「これがアニカだっ!」と自慢したいぐらいの濃い内容です。
いくつかポイントはありますが、以下のような点がとてもアニカらしいと言えます。
・夢を見るのは潜在意識によるものなので(顕在意識で「こういう夢を見よう」としているわけではない)、アニカを続けてきた結果、不都合の原因となるネガティブ感情が自動的に浮上してきてわかる(感じられる)ようになった。潜在意識主導の自己ヒーリングと言える。
・親が自分の親にやられてきたことを子どもにしてしまう連鎖の仕組みが明らかになったとともに、その連鎖を断ち切る方法がわかった。その方法とは、親と子どもである自分が同じ苦しみを苦しんでいることに気づくとともに、その苦しみを身をもって感じられることである(ただ頭で理解しただけではダメ。だからアニカの「感じる」訓練が有効)。
・結局、自分が経験する不都合を克服するには、自分が感じるのが本当に嫌なネガティブ感情(この場合、お父さんの苦しみ)を感じるしかない。
ここから言えることは、
・アニカで結果を出せる人は、しつこくアニカを続けている人。表層のネガティブを処理しているうちに、濁った沼が澄んで底が見えてくるように、深いところにある大きな不都合の本当の原因が見えてくる。
・自分が二度と感じたくないネガティブ感情(自分が子どものときのものや親のもの)を探し当てて向き合い、感じようとする意志を持ち続けること(相当しんどいことです)。
・自分のネガティブは他人にやってもらい、自分は他人のネガティブ処理のお手伝いをするのは確かにアニカの基本だが、どうしても自分で感じなければ終わらないものがあることを肝に銘じること。
です。
この記事を読んでつくづく思うのは、人間のネガティブ感情に「ここまでは他人のもの、ここからは自分のもの」などという境界線は引けない、ということです。人が他人のつらさに共感するのは、自分の中にも同じつらさがあって、それを感じていったときに両方とも消えてしまう、そういうことが現実で体験する不都合の解消につながります。
感じる主体にしても同じことが言えて、誰かが観点を貸してくれたり、いっしょに感じてくれたりする、それはわざわざメールして頼んだり、時間を合わせたりする必要もなく、アニカをやっている人たちがみんないっしょに時間、空間を超えて無意識のうちに手伝ってくれる、そんな集合無意識的なコレクティブ・ヒーリングにアニカがいよいよなってきたと思われます。
9年目に入ったアニカの大きな成果のひとつと考えましたので、ご紹介させていただきました。
人間、精進あるのみ、ですな。