「世界」は私の心の反映でした

アニカを始めた直後に大阪で対面アニカを受けたSさんの体験談をご紹介します。

「私がアニカに出会った4年前、もう思い出せないくらい遠い記憶ですが、たぶん私は病んでいました。

頭には五百円玉の2倍くらいの円形脱毛が二つもでき、それでも何とか会社に行って、一人で子どもを育てる生活をしていました。心も身体も「忙殺されていた」のではないかと思い返しています。

勤めていた会社は倒産寸前のところなんとかすり抜けていましたが、会社更生法が適用され、社員はみな罪悪感の塊みたいな気持ちで毎日を過ごしていたと思います。イライラが蔓延し、社員同士が疑心暗鬼になり、笑うことを忘れていました。

そんな時、たまたま見つけたブログで、ちょっと興味を持っていた「ホ・オポノポノ」の記事を書いていらっしゃる人を見つけました。読んでいると何とも面白いんですね。そのブログを書いてたのが、アニカを始める直前のこーいちろーさんでした。

ある年の11月の寒い日、大阪に来ることになったこーいちろーさんから、始めたばかりの「アニカヒーリング」を受けました。会ったこともない人を訪ね、経験したこともない「ヒーリング」なるものを受けるなんて、それまでの私にはできなかったことです。あの頃は状況を何とかしなければならないという思いさえ湧かないほど病んでいました。にもかかわらず、足が向かったのは今でも不思議な気がしています。

その日、ヒーリングが終わりに近づいたとき、何の前触れもなく突然、目をつぶった暗闇の中で、グルグルと目が回り始めました。と、私のおなかをポンポンとやさしく触れ、クルクルの髪の毛の小さい女の子が現れ、「我慢しないで泣いてもえ~よ」と言うのです。(目に見えたのではなく、映画のシーンのように頭の中に場面が浮かびました)。その直後から、私は1時間近くも号泣してしまいました。初対面の人の前で号泣というのは考えられないことですが、鬱屈していた思いが溢れてきて、自分が一番驚いていました。その日は電車に乗って帰る途中、車窓から外の暗闇を見て、私は静かに笑っていました。

次の日から世界が変わっていました。会社も人も友だちも・・・。会社は新しい事業を得て復活し、私の周りにも笑顔が戻りました。未回収の債権も大きなところから片付いていきました。自分が世の中に向けた視線のその先にあったのは、真実ではなかったことに気づき始めました。歪んだレンズで見ていた世界は、ありのままではない人やモノを映し出していることが分かりました。心の世界をそのまま反映した幻想がそこにあったことに気づけるようになると、「あぁ、全部、私だった」と思えたのです。

アニカを体験し、そこからマスターコースに通って、自分でヒーリングができるようになった時、得体の知れない、すごい怒りや怖れが次第に薄れていきました。ペースがゆっくり過ぎて、好きなことにしか関心を向けようとしない、あまり愛想のない本当の自分を許せるようになりました。「敏感すぎる」のひとことで封印されていた、「ただ心で感じる」という小さい頃から感じていた感覚を取り戻すことができました。

私の脳に張り付いていた、たくさんのフィルターがはがれ始めました。もはや自分には必要のない信念や観念、価値観が落ちていったのだと思います。自分の思考のクセが客観的に見得るようになりました。そしてふと思ったんです。

「私は本当に無条件に子どもを愛していたでしょうか?」。必ずしもそうではなかった、と気づきました。条件付きで子どもを愛していたような気がして、罪悪感にかられました。私は生まれてからずっと洗脳されていて、親や世の中からコピーした価値観をそのまま自分に当てはめ、どうにかそこに収まり、実は子育てなんてちっともしていなかったことに気づきました。

それから、本当の自分を知り、本当の心の自由を得る道を見出そうとするようになりました。ずっと小さい頃から漠然と、何かの折にそうなりたいと思っていたことを一生のライフワークにしようと始めた途端に、私の子どもも本当の意味で彼女自身の道を歩き始めてくれました。心からやりたいと思う方向に彼女の道が開けていくのを見ていて、「やっぱり全部、私だった」、そう思いました。

心の暗闇だと思っているものは、実は幻想だと思えます。その暗闇は私だけのものではないことを知った時、「孤独は存在しない」「平和が必ずそこにある」ことに気づけました。」


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