アニカに向いている人

今日はちょっと目先を変えて、アニカに向いている人はどんな人か、考えてみることにします。
 
 
・子どものころから感じやすくて困った人

子どものころ、親など周囲の大人が考えていることが全部わかってつらい思いをした人、霊障など原因不明の不調に悩まされ続けた人(アニカに来る人には多いです)は、アニカに向いています。

そういう人は、感じることが苦しくて大人になってからも不調を経験することが多いのですが、アニカを学べばそういうときにどう対処すればいいかわかります。対処法がわかれば、他人の不快な感情を感じてもどうってことなくなります。

ちなみに、この「感じやすい人」はセンスがいい人ともいえます。
 
 
・今、絶不調の人

これは昔からそうなのですが、倒れ込みそうになってアニカに来る人は一撃でよくなることが多いです。

今、どうしようもないくらいにしんどくてアニカを見つけた人は、絶対に効きます。そういう危機的状況で自分を何とかしてくれるものを見つける人間の嗅覚の鋭さには、ものすごいものがあります。
 
 
・ごまかしの効かない人

自分が感じている違和感を決して無視できない人です。イヤだと思ったら、それ以上どうしても続けられない人。

自分を周囲に合わせて何とかできる人はあまり向かないかもしれません。こういう人は一見、社会に適合して健全に生活しているように見えますが、意識できないところでムリを重ねて、ある日突然、自分や家族が重病で倒れる、ということもあります。逆にムリして周囲に合わせたら、即、倒れちゃうような人は向いていると思います。

結局、そういう人は自分にウソがつけない、正直な人なんです。

「自分は大丈夫」「自分には何の問題もない」「自分のことは自分が一番よくわかっているので、他人の観点なんて必要ない」と思い込んでいる人には難しいでしょう(そもそもそういう人はアニカに来ないと思いますが。。。)。
 
 
・素直な人

これは何でもそうですよね。頑固な人、考え方の固い人は変わるのが難しいです。

「素直」という性質は、本当に宝だと思います。

ちょっと話はズレますが、人間ってよい方と悪い方を考えたら、どうしても悪い方を考える傾向にあるじゃないですか。あれはルーツ(先祖・過去世)のネガティブな経験が原因になっていると思います。心からそういうネガティブな要素を取り除いていけば、自然によい方を考えられるようになります。素直に考えられないのもルーツのせいかもしれませんね。
 
 
・忍耐力のある人

これも何事でもそうかもしれませんが、うまく行くためには忍耐力は絶対に必要です。何事もそう簡単に行くわけはない、と考えられる人は、時間がかかるようでいて着実にネガティブ処理が進みます。

とにかく、絶対にあきらめないで、最後まで続けることが大事です。「成功するには、成功するまでやり通すこと」という言葉がありますが、あれは本当です。

私自身もいまだに先祖や過去世のネガティブ処理を続けています。
 
 
・自分のいやなところを見る勇気がある人

アニカではルーツ(先祖、過去世)のネガティブを処理していきますが、その過程でルーツのいやな経験を知ったり、ネガティブな感情を再体験したりすることがあります。

ルーツが人に迷惑をかけて、恨まれて、その恨みの感情に直面しなければいけないこともあります。

戦争の経験など本当にエグいものもあるので、自分(のルーツ)の過去を知ることは相当しんどいことなのですが、ちゃんと直面して処理しない限り、そのネガティブは心のなかにいつまでも残って、今生の私たちの人生を邪魔し続けます。

そういうわけで、自分に都合の悪いところを見る勇気は、アニカではどうしても必要になります。

自分のいやなところを見るのが絶対に無理な人には難しいかもしれません。
 
 
・他人に心を開ける人

「よい人でありたい」「よい人に見られたい」という気持ちが強すぎる人には、アニカは難しいかもしれません。

結局、「よい人」「悪い人」というのはなくて「ありのままの自分」がいるだけなのです。「ありのままの自分」はよくも悪くもありません。

最初は「悪い自分」を他人に見せるのに抵抗があるかもしれませんが、マスターコースで「感じる」ということを続けていくと「よい」「悪い」という価値判断にたいした意味がないことがわかってきます。

「他人も自分も同じように生きている人間で、いろいろつらい経験をしながら生きている」、そのことが理解できただけで、何とか明るく生きていこうという意欲がわいてきます。

自分のお腹を開けて中身を人に見せられるような人はアニカに向いています。

今はそこまでできないけれど、「自分をわかってほしい」「自分をなんとかしたい」という思いが強い人は向いています。

他者奉仕のつもりで他人にははりきってアニカするけれど、自分の隠されたところは見せたくないので、他人からアニカされるのには抵抗がある、ということではダメなのです。

自分をよく見せたい人、秘密主義の人には難しいかもしれません。


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