21世紀の先祖供養(1)ルーツアニカ


本日は、アニカの奥義とも言える「ルーツアニカ」を紹介します。

「ルーツ」とは、過去世・先祖(および彼ら全員といっしょに生きたソウルメイトたち)のことであり、私たちの潜在意識には、彼らが生きたときに生じたネガティブな感情がたくさん残っている、とアニカでは考えています。



私が生まれてくるには、お父さん、お母さんの2人が必要です。同様にお父さん、お母さんが生まれてくるには、それぞれお祖父さん、お祖母さんの2人が必要です。そう考えて世代をさかのぼっていくと自分が生まれてくるには膨大な数の人が必要で、そのうちの誰か一人欠けても自分は生まれてこなかった可能性があることに気づきます。

私たちより前の世代の人たちがそれぞれ愛しあったからこそ、私は今、ここにいることができるのです。そのことを考えると私が今、ここに生きているのはほとんど奇跡のように思えませんか?


また、私たちの前身である過去生、いっしょに人生の旅を続けてくれたソウルメイトたちがいなくては、私たちの今回の人生は充実したものにはならなかったかもしれません。彼らがいっしょに生きてくれたおかげで、今、私がこのような人生を送れているともいえるのです。



私にご縁のある親、祖父母、ご先祖様、過去生、ソウルメイトたち。もちろん彼らも彼らの人生をせいいっぱい生きたでしょう。しかし、その人生は私たちの人生にくらべて平穏なものではなかったのではないでしょうか。なぜなら彼らは私たちより過去に生きた人たちだからです。



昔の状況を考えてみれば、基本的な衣食住さえ十分に満たされなかったかもしれません。夜、安心して眠ることすらできなかったかもしれません。飢えに苦しんだり、病気で亡くなったり、劣悪な環境でむりやり働かされたり、戦争に巻き込まれたり、過酷な人生を送って亡くなった人もたくさんいるでしょう。


その人たちが苦しんだ感情の記憶が情報空間上のクラウドにたくさん蓄積していて、今、生きている私たちはご縁のある方たちの記憶情報にアクセスしてネガティブな感情記憶をダウンロードしてしまいました。つまり過去に生きた人たちの苦しみの感情に共感してしまったのです。

 

私たちは彼らにご縁があるのですから、それは当然のことです。アニカの考え方では人はひとりでは生きていないのです。


もし私たちの心に覚えのない怒り、怖れ、罪悪感、恨みなどのネガティブな感情があるとしたら、それは過去に生きた彼らの感情かもしれません。


私たちができることは、彼らの感情を感じることにより処理してあげることです。それは彼らのためにもなるし、自分のためにもなります。なぜなら彼らは私たちの心のなかにいるからです。


アニカでは親、祖父母、それ以前のご先祖様、過去生、ソウルメイトをルーツと呼びます。ルーツにアニカして、ルーツのネガティブな感情記憶を処理し、いやすことを「ルーツアニカ」といいます。ルーツアニカは遠隔アニカの一部になっています。


ルーツアニカの具体的な方法はアニカ・マスターコースのアドバンスで学びます。ルーツアニカは特に家族関係の改善に劇的な効果があります。

自分にご縁のある過去に生きた人たち、すなわちルーツをいやすことが自分や周囲の人たちの心の平安につながるのです。興味のある方はアニカ・マスターコースでぜひ学んでみてください。


次回は、ルーツアニカの中でも特に効果のある「南阿蘇アニカ温泉」というプロセスについてご紹介します。

 

 

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