前回では、「いやされる」とは、アニカではどのようなことを意味しているのか、お話ししてきました。
アニカで「いやされる」とは、それまで何十年も続いてきた人生におけるさまざまな不都合が、きれいさっぱりなくなることを意味しています。
だいたい人の悩みは、親子、兄弟、パートナー(恋愛・結婚)、職場、プライベートにおける人間関係のトラブル、仕事やお金に関するトラブル、健康上のトラブルが多いと思います。
アニカの場合、特徴的なのは、これらのトラブルは、外側の世界の状況、自分以外の人たちが原因で起きていることではなく、すべて自分の心のなかにある思考や感情が原因で起きている、と考えることです。
これはある意味、トラブルの解決をシンプルにするものですが(他人や世界を変えることは難しいが、自分を変えるならまだできそう)、反面、自分が経験するすべてのことの責任を自分で取らなければならない、という厳しい側面もあります。
また、原因となる思考や感情は潜在意識に潜んでいるので、自分ではなかなか認めることができない、というのも難しいところです。
しかし、アニカマスターコースの受講生は、日々、自分の心のなかにあるネガティブな思考や感情と向き合い処理することにより、何十年も続いてきた人間関係、仕事、お金、健康上の問題がなくなる、という経験をしているので、アニカは人生におけるさまざまな不都合の原因を正しくとらえて処理していると言ってもいいでしょう。
(「処理する」とは、アニカを使ってその思考や感情を感じることです。具体的な方法についてはまた後ほど詳しく紹介します。)
さて次回は、こうした人の人生を邪魔するネガティブな思考や感情が、どのようにして人の潜在意識に潜むようになったかを説明します。