インドの龍の話

およそ半年間、ネガティブ処理を続けてきました私のインドの過去世が、先週末のコース後、月曜日早朝の午前2時ごろポジ化しました。


その結果、月曜日から火曜日にかけて、久しぶりに身体が楽になったことを感じたのですが、その後急に、瀧上家のある先祖のネガティブが浮上しました。

この方は、何らかの理由で、瀧上家のルーツである大分から熊本の菊池あたりに移住した人らしいのですが、いっしょに龍が感じられて、その龍は菊池の竜門ダムのすぐ下にある神龍八大龍王神社の龍ではないか、と菊池家の末裔でもある谷津絵美子がリーディングしてくれました。

また今週末に瀧上家のルーツである別府でアニカの4時間集中コースを開催するのですが、別府でこの先祖に縁のある神社は、谷津のリーディングでは、火男火売神社(ほのおほのめじんじゃ)、瀧上家の先祖全体としてご縁があるのは、宇佐市の八幡総本宮である宇佐神宮ではないか、とのことでした。


アニカでは、神社やお寺に対してまったく関心がない、という立場なのですが、先祖が関わった宗教については、先祖のいやしに効果がある、と考えています。なので、今週末に別府に行ったときに訪れてみようと思っています。


そもそも「瀧上」という名前からして、滝のそばにある龍神をまつった神主の家系ともいわれるのですが、以前から私には龍がついているのが見える、といろいろな方から言われてきました。

それで、谷津絵美子に対面をしてもらってインドの過去世のネガティブ処理をしているときに、急に谷津が「ちょっと変なことを言うようですが、対面で感じていると身体の上に何か動いているものがいて、龍のようなのですが。。。」と言うのです。


「この龍がインドの過去世さんの心を守っているようで、その向こうにある感情が感じられないのですが、どうしたらいいですか?」と聞かれたので、「龍でも何でも、アニカでは感情を感じることを妨げるものはすべてNG」ということで、龍にどいてもらうことにしました。アニカでは潜在意識の奥深くに隠されたネガティブ感情を感じることによって処理するからです。感じられなかったら、処理はできません。

龍をどかせると言ってもどうしたらいいかわからないので、ただ感じていました。すると翌日には少し龍が小さくなっている、ということで、毎日感じていったら龍はどんどん小さくなり、その向こうにある感情が感じられるようになっていきました。


何でそんなところに龍がいたのかというと、私のインド過去世(インドでかなり古い時代に精神病院のようなことをやっていた宗教家らしいです)が、自分の心を守るために龍を使った、ということのようです。


今、日本のスピ系では龍がブームのようですが、私は人間が作り出したメタフィジカルなツールのひとつだと考えています。ぶっちゃけ、ドラえもんのようなものでしょう。

龍のようなツールを使って身を守るようなことを人間は昔からさんざんやってきましたが、以前にも書きましたように、それでは本音の感情を感じたり感じられたりすることを妨げる結果になってしまいます。なぜ本音の感情を他人に感じられたくないか、というと、社会的、文化的、個人的理由から、ある種の感情をもつことに罪悪感があるからでしょう。


アニカはそうした防壁を使わないことによって(あるいは今回のように取り外すことによって)、心の深いところにある人間の本音の感情を感じて理解し、潜在意識のネガティブ感情を処理する(消す)、ということをしているのです。


「防壁を取り外すなんて、そんな危険なことはできない」と思う方もいらっしゃると思いますが、そういう方はきっと「この世界には自分とは無関係に「悪」が存在して、自分たちはその「悪」の犠牲者になる可能性がある」と信じているのでしょう。

しかし私は、「「悪」は自分の心の中に存在し、その「悪」を「悪」と信じているからこそ、その「悪」に見合った外部の「悪」を引き寄せてしまうのだ」と考えています。

「悪」に対処するには「悪」を感じて理解するしかないでしょう。「善」「悪」という言葉を超えた、感情のレベルで「悪」とされるものを感じてみれば、その本質は「悲しみ」であったり「さびしさ」であったり「怒り」であったり「満たされない思い」であったりすることがわかるでしょう。その感情に共感するしか「悪」を理解すること、「悪」をなくすことはできないでしょう。


そして、この世界で経験することは、結局はすべて自分の心の在り方の反映である、と私は信じています。


別府での経験もまた報告しますね。


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