昨日の記事を読んだ谷津が、当時のことを書いてくれました。
私からのメールが紹介されているのですが、このメールを読んで考えることをやめることができた、というのは、相当スゴイことだと思います。^ ^
さて、今日のテーマは「あなたの現実は変えられますか?」です。
これまでの常識では、人間は五感から外界のデータを取り入れて、それを統合して「現実」を経験している、と考えられていました。
しかし、最近の脳科学の進歩により、外界からのデータは、「現実」を作る材料としてその一部が使われているだけで、「現実」を作るデータの大半は脳内に蓄えられた記憶(内部モデル)でできていることが判明しました。
いわば、外界からのデータは料理の材料で、その材料を使って料理を作るようなものです。その料理がおいしいかどうかは、私たちの腕にかかっているのです。
当然、私たちひとりひとりの「内部モデル」は異なります。記憶でできた「内部モデル」は、私たちが「現実」を作るもとになっているので、同じ場にいたとしても、私たちが経験する「現実」はそれぞれ違ってくるのです。
この「内部モデル」のなかには、「世界はこういうものだ」という思い込みや価値判断、さまざまな感情の記憶が含まれているでしょう。
アニカが科学と違うところは、この「内部モデル」のなかの思い込み、価値判断、感情記憶には、ルーツ(先祖・過去世)のものがたくさん含まれている、と考えるところです。
自分のなかには、自分以外のたくさんの人たちの記憶が含まれているので、私たちはそれら他者の感情を自分のものと勘違いして、それらの感情に乗っ取られて衝動的に行動してしまうことがあります。
過去に生きた人たちの思い込み、価値判断、感情記憶は、その人ひとりひとりが生きた世界の枠組みを表しているので、それらは言うならば違った形の牢獄のようなものです。その人たちの経験にもとづいた「こうしなければならない」「こうしてはいけない」「こうするのが良い」「これは悪い」など自分のものではない信念の牢獄(その最たるものが親の内部モデル)に囚われているので、私たちは自由に生きることができないのです。
アニカでやっていることは、自分の心のなかにある他者の思い込み、価値判断、感情記憶を自分のものと区別して、手放していくことです。自分のなかから自分ではないものを取り除いていくことで、今生の自分の人生をより自分らしく生きることができるようになっていきます。
あなたが生きている「現実」のリアリティが非常に強く、自分の意思ではとても動かすことができないほど堅牢なものに思えたら、あなたは過去に生きた人たちが作った牢獄のなかにいるのです。
それは自分のものではないので、息苦しいに違いありません。
現実を変えるには、この「牢獄」が他者の作ったものであることに気づき、そこから自由に出ていけることを悟らなければなりません。
そのことに、自分ひとりで気づくのは難しいのです。
アニカのマスターコースでは、心のなかを探求しながら、自分らしい現実を創るお手伝いをしています。
あなたの現実をいっしょに変えてみませんか?
(来年のコースは1月27日からです)
来年もたくさんの方が、アニカで楽になることを願っています。