子どもはアニカが大好きです。今生の子ども時代の記憶であるインナーチャイルドもアニカが大好きです。アニカを受けたり、コースに参加するのは、たいていの場合、インナーチャイルドの導きである場合が多いのです。
その理由はなぜか、私はわかる気がします。それは、アニカが子どもの言語化できない思いをしっかり受け止めてくれるからです。
子どものころに何かやらかして、親から「なんであんなことをしたの?」と聞かれることがありました。そのときに、うまく言葉で説明できないことがあるのです。言葉で説明することはできるけれど、どう説明しても嘘になってしまような。言葉にしたとたん、自分の本当の思いとは違うように思えて、言葉が出てきませんでした。
きっとアニカは、言葉を使わずに感情を感じることによって、そうした言葉にできない子どもの思いをそのまま理解しているのでしょう。子どもに好かれるのは、当たり前です。
アニカが、親子が理解しあうためのツールになればいいと思いますが、本当はそんなことは人間なら誰でもできたはずだったのに、考えすぎて、それを忘れているだけなのでしょうね。
以前にも書きましたが、私は、最近ネットにたくさんアップされている異なる種の動物たちが仲良くしている写真や動画が大好きです。
彼らには言葉がありません。しかし彼らが、言葉を超えたレベルで愛情表現するのを見るとき、私は、これからの人間が手本にすべきなのは、こういう存在たちだろうな、と思います。
どれだけ頭がよくても、仲良く愛し合うことができない人間は、かわいそうな存在ですね。