私は昔、ルー・タイス式のコーチングを学んだことがあるのですが、最近、言葉を使った心の浄化方法に再度興味が出てきたので、何冊か読んでみました。
最近は、量子力学的コーチングを標榜する方も出てきて、なかなか面白い流れになっているのですが、今日は「言霊系(?)」の本の中から、興味深かった本を3冊紹介します。
【初級編】
斎藤一人さん、小林正観さんに学んだという著者の言霊本。
「ありがとう」を毎日1,000回、100日唱える「感謝行」を推奨。
空海の「虚空蔵求聞持法」(虚空蔵菩薩のマントラを100万回を唱える、これにより空海は天才を開花させたという)ではありませんが、こういうのはポジティブな気持ちになるための基礎トレとして効果があると思います。
(ちなみに「虚空蔵」というのは、明らかにゼロポイントフィールドのことですね)
他にも良い言霊がたくさん載っていると思います。
【中級編】
量子力学的コーチングの本。
村松さんは4冊本を出されていますが、私はこの本が一番よかったです。
人間は生物フォトン(光子)を出していて、体内・体外での通信に使っているそうです。
ちなみに、この著者の方も次に紹介する田坂先生も東大工学部出身のバリバリの理系の方ですね。
【上級編】
田坂広志先生の本は、さすが別格です。
「運気を磨く」という本もあるのですが、こちらの方が強烈な印象があります。
特徴としては、「従来のポジティブな言霊を唱えて潜在意識に沁み込ませるという手法ではうまく行かない」「むしろ心の中にあるネガティブな感情をどう浄化するかがポイント」という立場を取られているところです。
田坂先生一流のポジティブ/ネガティブという二項対立を超えた「絶対肯定の境地」に到達する方法が書かれています。
そして、最後に書かれている究極の言霊はたった2つだけ!
すごいです。
以上、言霊系お勧め本3冊をご紹介しました。
ちなみに、オマケなのですが、私がこういう言霊をどのように使っているかというと、
『言霊を言ったときに、自分の心から帰ってくる反応を感じる』
です。
田坂先生の本に書いてある通りだと思うのですが、この言霊を言ったときに心から帰ってくる反応は、おそらくネガティブなものが多いと思います。
それを消えるまで感じ続ける(つまりアニカする)、ということをやっています。
アニカをやっている人は、ぜひやってみてください。