ネガティブに向き合う意思

先週アニカを受けていただいたTさんからメールが届きました。

実はこのメールを読んで、私はちょっと感動したのです。
 
 
「瀧上様

こんにちは。
先日は、対面、遠隔のセッションありがとうございました。

セッションの翌朝起きた時に、想いをストレートに感じている自分に少し焦りました。今までなら、ネガティブな想いが湧いた時点で、そんなことは想ってはいけないと、打ち消してしまうことがほとんどだったからです。

ネガティブな想いも否定しないで、気のすむまで感じた方がいいのかなあ、と思いました。
あと、身体のあちこちに痛みが感じられました。
 
 
ここ数日は、様子をみていました。あまりすっきり感も感じられないのですが。やはり持っているネガティブ志向がたくさんあるからではないか、

そしてまた日々、ネガティブ想念を量産してしまう(笑)

いつになったら、これらのいらないものがある程度消えてくれるのか。
大袈裟ですが途方にくれました。
 
 
やはり、自分で地道にやるのが正道なのでしょうと思いました。

あまりネガティブなものにばかりフォーカスしていてもしょうがないとも思いますが、ある程度向き合うことも大切ですね。
 
 
四時間集中コースには参加したいです。今月は、参加できないので来月以降にぜひよろしくお願いいたします。」
 
 
以下、私からの返信です。
 
 
「Tさん、こんにちは。

メール、ありがとうございました。

実は私、このメールを読んでちょっと感動しました。
 
 
>セッションの翌朝起きた時に、
>想いをストレートに感じている自分に少し焦りました。
>あと、身体のあちこちに痛みが感じられました。
>
これは、観察の瞑想がちゃんとできている、ということです。

ちゃんとアニカが潜在意識にインストールされたのでしょう。

これまでは感じないようにしてきたものが、しっかりと感じられているのですね。
 
 
そして、

>やはり、自分で地道にやるのが正道なのでしょうと思いました。
>
このようにおっしゃられているのが、本当に素晴らしいと思いました。

だいたいの人は、まず自分が感じたくないものには触れたくないし、自分が知らないところで誰かに処理してほしい、と思うものなのです。

でも、アニカをずっとやってきて思うことは、やはり当人が自分の意思でネガティブを感じようとしない限り、ネガティブはそう簡単にはなくならない、ということです。
 
 
確かにアニカは、他者の観点から自分のネガティブを見てもらい、処理してもらうものなので、受動的といえば受動的なのですが、その大前提として「自分の心のなかにある見たくないネガティブにちゃんと向き合おう」という意思がない限り、アニカは成立しません。

自分がこれまで感じられなかったネガティブを感じて、こんなにいっぱいあるんだ、と途方に暮れて、それでもやっぱり「自分で地道にやるしかない」と思う。

そういう方にアニカは、最大限の効果を発揮します。

これからアニカに来る人は、こういう方が多くなるのだな、と確信した次第です。
 
 
先週は、本を読んで対面を受けに来たり、遠隔を受ける方がたくさんいらっしゃいましたが、やはり本を読んでアニカを受けにくる人は、これまでとは違うと感じました。

きっと本の波動に合った人が来ているのではないかと思います。

アニカでいやされる方が、ますます増えていくことでしょう。」


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