以前にもブログに書きましが、私にはずっと「不条理な転生システム」に対するひどい怒りがありました。(どこに書いたか忘れてしまって、今、探してみたのですが、これでしょうか。)
具体的にどんな怒りかというと、「もし自分が過去世のときのことを全部覚えていたら、今生で他人に何かイヤなことをされてもその理由がわかるので、素直に「ごめんなさい」といえるのに、いきさつを全部忘れて生まれてくるため、「何で自分がこんなことをされなければいけないのだ?」と怒って反撃したりする。それは不条理かつ無駄なのではないか?ということです。
いきさつを忘れても感情だけ残っているから、こういうトラブルになるのです。過去世のいきさつを全部覚えているか、生まれてくるときに感情も含めてリセットするか、どっちかにしてくれたら、人類の醜い争いもずいぶん避けられるのではないか、と思うのです。
この件については、私が怒るたびにアシスタントの谷津にたしなめられていたのですが(谷津が言うには、私の改善案では人類の進歩はない、とのこと。こういうやったやられたのむなしさに気づいた人から幸せになっていくのだから)、昨夜何と、この「転生システムに対する怒り」をもっているのは、今生の私ではなく、私のインド過去世であることが判明しました。
つまり私は、ルーツの感情記憶に巻かれて、転生システムに激怒していたのです。
この私のインド過去世については、前からいけすかない(笑)やつだと思っていたのですが、どうやら外面がよくて、内面ではいろいろ我慢をしていたみたいです。要するに、アニカ界でいうところの「一番ヤバいタイプ」です。
アニカをやっていて、ルーツに巻かれっぱなしになって、なかなかルーツとの悪縁が切れない人がいますが、私にしても未だにルーツの感情記憶に巻かれていたことがわかって、お盆休みにとてもイヤ~な気分になりました。それでも気づけただけ処理が進んだとは言えますので、よしとしようと思います。
ということで、気づいたからには、ルーツに巻かれて「怒る」ことを顕在意識の力でやめることにしました。今生の自分の怒りを表現するのはまったくかまわないのですが、もう人生が終わった過去世のネガティブ感情に巻かれて「怒る」のはたくさんです。
そこで、私は今日から「許す」ことにしました。もちろん「不条理な転生システム」も許します。
なぜかというと、いくら「不条理な転生システム」に怒っても、ネガティブ感情を溜め込んだルーツに怒っても、彼らは何も変えてくれようとしないからです。
アニカ本の冒頭にも書いたように、環境を変えられないなら、自分を変えるしかないですよね。
ということで、今後は「私は許します」を実践していく所存です(笑)。
私が巻かれていたら、「巻かれてるよっ!」って教えてくださいね!