昨日のブログ、いかがだったでしょう?
何となく、2種類の反応があるのではないか、と思います。
1つは、「こんなに毎日子どもの世話でたいへんな思いをしているのに、子どもの問題は親の責任って今さら言われても、これ以上、どうしたらいいの!?」と怒りがわいてくる場合。
もう1つは、「やっぱり私のせいだったのね、落ち込む~」と罪悪感がわいてくる場合。
どちらも「ごもっとも!」と思います。
子どもと関わっているときに、激しい怒りやイライラに振り回されたり、自分が子どもをうまく育てられていないのではないか、という罪悪感に苦しむ方も多いでしょう。
ネットで解決策を探しても、たいていの場合、子どもに対しては「冷静に対処しなければならない」というようなことが書かれています。
たとえば、
「怒ったら3つ数えて深呼吸する」
「感情的になってはいけない、冷静に対処する」
「自分に置き換えて、問題が起こった理由を考える」
「怒るのではなく、しつける」
「人前ではしからない」
などなど。
でも、「そんなことができたら誰も苦労しないよ!」と思いませんか?
アニカに来る方も、ご家族の問題で悩みを抱えている方が多いです。
子どもの問題、ご主人や(義理の)親との関係で悩み、疲弊している方もたくさんいらっしゃいますが、どうしても子どもやご主人や親を何とかしたい、という考えで頭がいっぱいになってしまっています。
でも、私がいつも言うのは、「まずはあなた自身が満たされ、いやされる必要があります」ということです。
ほとんどの方は、「家族が変わらない限り、私が満たされ、いやされることはない」と考えているのですが、本当は逆なのです。
「私が本当に満たされ、いやされたら、家族はよい方向に変わる」
これが真実です。
なので、アニカではまず、「あなたが本当に満たされ、いやされる」ことを最優先で実現しなければならない、と考えます。
これは詐欺でも催眠術でもありません(笑)。
人間の心というのは、そういう仕組みになっているのです。
(後ほど、詳しく説明しますね)